研究課題/領域番号 |
26670771
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
久保 盾貴 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00362707)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | レックリングハウゼン病 / 神経線維腫症I型 / 線維芽細胞 / 筋線維芽細胞 |
研究成果の概要 |
レックリングハウゼン病(以下NF-1)という全身の皮膚と神経を中心に神経線維腫を多発する疾患では、手術後の傷あとが非常にきれいになることが知られている。そこで、NF-1の創傷治癒を研究し、その傷あと形成のメカニズムを明らかにすれば、「傷あとを残さない医療」に応用できる可能性があると考え研究を行った。その結果、NF-1患者の瘢痕がきれいになるのは、その原因遺伝子産物であるNeurofibrominの機能異常により、伸展刺激に対して正常線維芽細胞のようなアクチン重合促進が生じず、筋線維芽細胞への分化促進や細胞外マトリックス産生増加が引き起こされないからであることが示唆された。
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