研究課題/領域番号 |
26670791
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
佐和 貞治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10206013)
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研究分担者 |
天谷 文昌 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60347466)
中嶋 康文 関西医科大学, 医学部, 教授 (70326239)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 緑膿菌 / 細菌性肺炎 / 抗体医療 / 酸型分泌システム / PcrV / 単鎖抗体 / 遺伝子組換え / 感染症 / 肺炎 / Ⅲ型分泌システム / 単一ドメイン抗体 / 多剤耐性菌 / 抗体療法 / 三型分泌システム / V抗原 / 抗体医薬品 / 3型分泌システム / 重症肺炎 |
研究成果の概要 |
高齢化社会の進行の中で、免疫力の低下した高齢者を対象に多剤耐性緑膿菌による重症肺炎が増加している。今回、緑膿菌の主要な病原性であるⅢ型分泌システムを阻害できるモノクローナル抗体m166のハイブリドーマ細胞よりクローニングした抗体遺伝子をテンプレートとして、遺伝子遺伝子組換え抗PcrV単鎖抗体scFv::m166-HLLを作成した。さらにこの抗体をヒト化する改変を加えて、緑膿菌肺炎の予防・治療薬として気管内投与による効果をマウス緑膿菌肺炎モデルで検討した。この研究を通じて、細菌性肺炎に対する吸入抗体医薬品としての遺伝子組換え単鎖抗体の可能性が示唆された。
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