研究課題/領域番号 |
26670805
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
原田 英光 岩手医科大学, 歯学部, 教授 (70271210)
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研究分担者 |
藤原 尚樹 岩手医科大学, 歯学部, 准教授 (20190100)
大津 圭史 岩手医科大学, 歯学部, 講師 (60509066)
熊上 深香 (熊上 深香(坂野深香) / 坂野深香) 岩手医科大学, 歯学部, 常任研究員 (30710826)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エナメル上皮幹細胞 / 切歯 / シグナルセンター / 外エナメル上皮 / 発生 / マウス切歯 / 歯の発生 / 切歯歯胚 |
研究成果の概要 |
切歯の発生を調べる過程で,外エナメル上皮内に細胞を供給する特殊な領域を見いだした(dental epithelial bulge of outer enamel epithelium: DEB of OEE)。上皮特異的赤色蛍光マウスの透明標本による3次元的な観察から,唇側上皮は90度傾いた鐘状期歯胚の唇側部の外側から伸張していた。またDEB of OEEはG1/G0期の細胞集団として観察され,グリコーゲンを貯蓄細胞であることも明らかとなった。以上から,唇側上皮は外側歯堤の亜型であり,DEB of OEEは切歯唇側上皮の成長と上皮幹細胞ニッチ形成のための起点となっていると推測した。
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