研究課題/領域番号 |
26670812
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
谷村 明彦 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (70217149)
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研究分担者 |
森田 貴雄 北海道医療大学, 歯学部薬理学分野, 講師 (20326549)
根津 顕 (根津 顕弘) 北海道医療大学, 歯学部薬理学分野, 講師 (00305913)
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連携研究者 |
周東 智 北海道大学, 大学院薬学研究院・創薬有機化学研究室, 教授 (70241346)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | イメージング / カルシウム / イノシトール三リン酸 / アセチルコリン / 蛍光センサー / FRET / 細胞内シグナル |
研究成果の概要 |
本研究では、IP3濃度測定の新しい原理として「競合的リガンド結合アッセイ法」を開発した。この方法は、低親和性蛍光アデノフォスチン誘導体(FLL)と蛍光IP3センサータンパク質(ECFPを連結したリガンド結合ドメイン)と言う2つの蛍光分子の結合によるFRETを利用するものである。細胞あるいはビーズを使った実験で、蛍光IP3センサータンパク質とFLLの結合がFRETを起こし、このFRETシグナルがIP3によって減少することが確認された。この方法を使って、10 nMのIP3濃度の定量的測定が可能であり、実際にCOS-7細胞の細胞内IP3濃度を測定できることが確認された。
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