研究課題/領域番号 |
26670818
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村上 智彦 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 講師 (50510723)
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連携研究者 |
西村 理行 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (60294112)
波多 賢二 大阪大学, 歯学研究科, 准教授 (80444496)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 炎症 / インフラマソーム / 慢性炎症 / 骨代謝 |
研究成果の概要 |
細胞種特異的なインフラマソームの探索を行うために、マウスの骨・軟骨関連細胞の初代培養を行い、インフラマソーム関連遺伝子の発現変化を培養細胞レベルで検討行った。その結果、破骨細胞において、インフラマソーム関連因子が発現することを見出した。さらに、破骨細胞にインフラマソームを活性化させる刺激を負荷すると、下流シグナルが活性化されることが判明した。これらの結果から、歯周疾患、骨関節疾患などの慢性炎症においても破骨細胞のインフラマソームの発現および活性化が生じ、IL-1βの成熟および分泌を促進し、IL-1βによって破骨細胞の骨吸収能が増強され、病態の重篤化に関与する可能性が示唆された。
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