研究課題/領域番号 |
26670834
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
峯 篤史 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (60379758)
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研究分担者 |
矢谷 博文 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (80174530)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 接着歯学 / セルフエッチングプライマー / 象牙質 / スルフィン酸 / 次亜塩素酸ナトリウム処理 |
研究成果の概要 |
マイルドタイプの1ステップ接着システムを用いた象牙質接着における次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)とスルフィン酸ナトリウムの処理効果を評価した.リン酸に続くNaOClによる処理で,スメアー層およびコラーゲン線維が除去されることにより接着耐久性が向上した.さらにスルフィン酸ナトリウム処理を行うことで,根管象牙質に対する初期接着能が向上した.NaOCl処理後は水洗を行っても,象牙質表面にClやNaが残存していることが確認され,NaOCl処理後はその後に適用される接着材の重合が阻害された.しかしながら,スルフィン酸ナトリウムを作用させることで,接着材の重合度が回復した.
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