研究課題/領域番号 |
26670851
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
菊池 和子 岩手医科大学, 歯学部, 助教 (40326690)
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研究分担者 |
藤原 尚樹 岩手医科大学, 歯学部, 准教授 (20190100)
大津 圭史 岩手医科大学, 歯学部, 講師 (60509066)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 休眠ホルモン / 細胞の保存 / 組織の保存 / ATP / 細胞周期 |
研究成果の概要 |
昆虫が休眠するときに発現する休眠ホルモン、ヤママリンを応用した組織・細胞保存液の開発を目的に研究を行った。エナメル上皮細胞における細胞内ATP濃度、細胞周期、細胞増殖に対するヤママリンの効果を検討したところ、ヤママリンがATP濃度の低下、細胞周期と増殖の停止を引き起こす事がわかった。しかし一部の細胞ではアポトーシスが誘導されており、同じ培養皿の中でも細胞によって結果に大きなばらつきがみられた。このばらつきの原因は,ヤママリンの細胞毒性に対しての感受性が細胞によって異なっているためと考えられた。今後はヤママリンを水溶性にする方法や細胞毒性を低減させる改善が必要であると考えられた。
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