研究課題
挑戦的萌芽研究
糖代謝阻害薬である2-DG(2-デオキシ-D-グルコース)は、がん細胞に取り込まれるが、がん細胞の性質により取り込み量は異なる。本研究では、口腔扁平上皮癌細胞株をマウスに移植しxenograft腫瘍モデルを作製し、2-DGと放射線併用による抗腫瘍効果の検証を行った。その結果2-DGと放射線併用群では対照群と比較して有意に腫瘍抑制効果を示した。2-DGは放射線治療と併用した場合に相乗効果を発揮し、これらの治療が有効な代謝を標的とした治療方につながることが示された。
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Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology
巻: 28 号: 2 ページ: 189-192
10.1016/j.ajoms.2015.08.006