研究課題/領域番号 |
26670890
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
|
研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
新谷 誠康 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (90273698)
|
研究分担者 |
櫻井 敦朗 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (90431759)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | アメロブラスチン / AMBN / 進化医学 / 分子進化 / 両生類 |
研究成果の概要 |
アメロブラスチンはエナメル質形成に重要な役割を担っているエナメル質特異的タンパク質である。本研究の結果、アフリカツメガエル(カエル)のアメロブラスチンmRNAの発現はエナメル芽細胞に特異的であった。羊膜類と同様にエナメル質形成において、カエルアメロブラスチンのN末ペプチドとC末ペプチドの分布は異なっていることが示された。アメロブラスチンは両生類から羊膜類への進化過程において、その独特のクリベージメカニズムを保持し、N末ペプチドとC末ペプチドはそれぞれ異なった機能を担うという機構を取り続けてきたことが示唆された。このことは3億5千万年にわたる進化過程において保存されてきたと考えられる。
|