研究課題/領域番号 |
26670896
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
山本 松男 昭和大学, 歯学部, 教授 (50332896)
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研究分担者 |
井上 美津子 昭和大学, 歯学部, 客員教授 (20112724)
板部 洋之 昭和大学, 薬学部, 教授 (30203079)
小出 容子 昭和大学, 歯学部, 助教 (40407466)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 歯肉溝滲出液 / 乳歯 / 永久歯 / 好中球 / 質量分析 / 歯周炎 / 歯肉炎 / 混合歯列 / 網羅的解析 |
研究成果の概要 |
乳歯と永久歯の組織の性質の差の解明を目的に、同一個体において両者のGCF成分を質量分析(LC-ESI-MS/MS)により網羅的に比較した。被験者は混合歯列期(Hellmanの歯齢 IIIA)の小児40名(平均年齢 : 7.3 ± 0.9歳、男児31名、女児9名)とし、上顎中切歯と乳犬歯とからGCFを採取した。乳歯GCFでは好中球に由来するタンパク質が多く、特にミエロペルオキシダーゼおよびラクトフェリンの濃度は永久歯と比べて乳歯で有意に高いことが分かった (P<0.01)。このことより、同一口腔内に萌出している乳歯と永久歯の歯肉局所において、主たる生体防御機構が異なっている可能性が考察された。
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