研究課題/領域番号 |
26670909
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
|
研究機関 | 福岡医療短期大学 |
研究代表者 |
升井 一朗 福岡医療短期大学, その他部局等, 教授 (50131884)
|
研究分担者 |
堀尾 恵一 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 准教授 (70363413)
|
研究協力者 |
古賀 裕章 九州工業大学, 生命体工学科脳情報専攻
貴島 聡子 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 講師
黒木 まどか 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 講師
南 レイラ 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 嚥下機能 / 高齢者 / 側面セファロ / 舌圧 / オーラルディアドコキネシス / 側面頭部エックス線規格写真 / 自己組織化マップ / 顎顔面骨格 |
研究成果の概要 |
加齢に伴う筋肉減少は咀嚼筋や舌筋、嚥下に関わる筋にも起こる。舌筋および嚥下に関わる筋は下顎骨に付着するため、下顎骨の位置や大きさが嚥下機能に何らかの影響与えるのではないかと推測される。平均78歳の高齢者19名を対象として、30秒間に何回唾液を嚥下できるか(嚥下誘発回数)を計測した。横顔の顔面骨格をエックス線写真装置で撮影し、頭蓋に対する上顎骨と下顎骨の前後的・上下的位置を計測した。嚥下誘発回数との関係を分析すると、上・下顎骨の位置と嚥下回数との間には有意の相関関係を認め、下顎がやや前方に位置する方が嚥下誘発回数が多いことがわかった。これより下顎の位置は嚥下機能に関係することが示唆された。
|