研究課題/領域番号 |
26670955
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
谷口 珠実 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (10258981)
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研究分担者 |
中山 優季 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, プロジェクトリーダー (00455396)
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連携研究者 |
武田 正之 山梨大学, 総合研究部, 泌尿器科学教授 (80197318)
松田 千春 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 研究員 (40320650)
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研究協力者 |
川田 明広
谷口 亮一
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 筋萎縮性側索硬化症 / 骨盤底筋訓練 / 排尿障害 / 排便障害 / QOL / 筋電図検査 / バイオフィードバック療法 / 排泄機能維持 / 排尿機能 / 排便機能 / 筋電図 / 下部尿路障害 / 骨盤底筋筋電図 / 下部尿路機能障害 |
研究成果の概要 |
本研究では、難病の筋萎縮性側索硬化症患者に対して骨盤底筋訓練を行なうことでの骨盤底筋群の筋力変化と排泄状況の変化を明らかにし、排泄の機能維持ができることでQOLが向上するかを検討することを目的とした。多施設共同の前向き介入研究で、6ヶ月間縦断的に観測した。その結果、10名の患者のうち7名が骨盤底筋訓練を継続実施できた。筋力変化が少なかったのは人工呼吸器装着患者2名であり尿道カテーテルが留置されていた。筋力変化が示された5名は統計的にも有意差のある筋力上昇があり、下部尿路症状の尿失禁症状を有する患者からは症状の改善が報告された。QOLは将来的な排泄への不安が軽減した。
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