研究課題
若手研究(A)
青壮年期において将来の運動器症候群予防に資する適切な身体活動ひいては身体的体力(体組成を含む)を獲得できる日常身体活動促進法の開発の基盤的研究として,青壮年女性を対象に数種の実験を行い次のような知見を得た.乳酸閾値強度(LT)の有酸素性運動後に骨形成マーカーが高値を示し,骨代謝に好影響を与え得る身体活動条件(運動条件)が考えられた.日常歩数の向上は,中等度強度活動を増加し座位活動を減少させるが,諸体力を高める効果を有さない可能性が考えられた.一方,活動量計を応用した介入方法にて日常生活下でLT活動を積算でき,かつ全身持久力等の向上や疾病リスク関連の血中パラメータを改善することが示唆された.
すべて 2018 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件)
日本生理人類学会誌
巻: 20 ページ: 209-213