脂肪との共存を考えた糖尿病予防策の探求

• 研究課題/領域番号: 26702032
• 研究種目: 若手研究(A)
• 配分区分: 一部基金
• 研究分野: 応用健康科学
• 研究機関: 東邦大学
• 研究代表者: 熊代 尚記 東邦大学, 医学部, 講師 (20535207)
• 研究協力者: 鴫山 文華
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 23,400千円 (直接経費: 18,000千円、間接経費: 5,400千円); 2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円); 2015年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円); 2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
• キーワード: 非アルコール脂肪肝 / 肝インスリン感受性 / 高分子アディポネクチン / 脂肪組織インスリン感受性 / 非アルコール性脂肪肝 / 肝臓 / 脂肪蓄積 / インスリン抵抗性 / 解析

研究成果の概要

脂肪肝26名、非脂肪肝5名を対象に代謝性良性脂肪肝規定因子の探索を行った。
血液・尿検査，生活習慣調査，体組成・内臓・皮下脂肪測定，1H-MRS，高インスリン正常血糖クランプ検査，肝生検，肝臓マイクロアレイ，血漿メタボローム解析を施行した。その結果、代謝良性脂肪肝の特徴として、血中高分子アディポネクチンやミトコンドリア代謝物の高値と脂肪組織のインスリン感受性が良好であることが判明した。

研究成果

• [学会発表] 急性睡眠障害が過食・肥満とは独立して肝脂肪蓄積を誘発する (2017)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、吉川芙久美、恒岡洋右、船戸弘正、弘世貴久
  • 学会等名: 第31回日本糖尿病・肥満動物学会年次学術集会
  • 発表場所: はまぎんホール ヴィアマーレ（神奈川県横浜市）
  • 年月日: 2017-02-11
• [学会発表] 急性睡眠障害が過食・肥満と独立して肝脂肪蓄積を誘発する (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、吉川芙久美、恒岡洋右、船戸弘正、弘世貴久
  • 学会等名: 第28回分子糖尿病学シンポジウム
  • 発表場所: タワー111（富山県富山市）
  • 年月日: 2016-12-03
• [学会発表] 日本人NAFLD患者と肝インスリン感受性保持因子として、アディポネクチンとミトコンドリアクエン酸回路が関与する (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、古川康彦、船山崇、竹野景海、根本哲生、白神伸之、住野泰清、田村好史、河盛隆造、綿田裕孝、弘世貴久
  • 学会等名: 第66回日本体質医学会総会
  • 発表場所: 和歌山県JAビル（和歌山県和歌山市）
  • 年月日: 2016-09-03
• [学会発表] 脂肪組織インスリン感受性ならびにアディポネクチンは日本人NAFLD患者の肝インスリン感受性保持に関与する (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、古川康彦、船山崇、竹野景海、根本哲生、白神伸之、住野泰清、田村好史、河盛隆造、綿田裕孝、弘世貴久
  • 学会等名: 第21回アディポサイエンス・シンポジウム
  • 発表場所: 千里ライフサイエンスセンター（大阪府豊中市）
  • 年月日: 2016-08-20
• [学会発表] 日本人NAFLDの網羅的解析に基づいた脂肪肝における肝インスリン感受性保持因子の探究 (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、古川康彦、船山崇、竹野景海、根本哲生、白神伸之、住野泰清、田村好史、河盛隆造、綿田裕孝、弘世貴久
  • 学会等名: 第3回肝臓と糖尿病・代謝研究会
  • 発表場所: 石川県立音楽堂（石川県金沢市）
  • 年月日: 2016-07-16
• [学会発表] 肝脂肪とインスリン抵抗性について、脂肪悪説の研究に基づいた〝脂肪との共存”の提唱 (2016)
  • 著者名/発表者名: 熊代尚記、鴫山文華、弘世貴久
  • 学会等名: 第34回内分泌代謝学サマーセミナー
  • 発表場所: 久山温泉 ホテル夢家（福岡県糟屋郡久山町）
  • 年月日: 2016-07-15
• [学会発表] 急性睡眠障害が過食・肥満とは独立して肝脂肪蓄積を誘発する (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、藤村梓、恒岡洋右、船戸弘正、弘世貴久
  • 学会等名: 第34回内分泌代謝学サマーセミナー
  • 発表場所: 久山温泉 ホテル夢家（福岡県糟屋郡久山町）
  • 年月日: 2016-07-15
• [学会発表] Mitochondria TCA Cycle and Adiponectin Are Associated with Preserved Hepatic Insulin Sensitivity in NAFLD Patients (2016)
  • 著者名/発表者名: Shigiyama F，Kumashiro N，Furukawa Y，Funayama T，Takano K，Shiraga N，Sumino Y，Tamura Y，Kawamori R，Watada H，Hirose T
  • 学会等名: 76th Scientific Sessions American Dibetes Association(ADA)
  • 発表場所: New Orleans（USA）
  • 年月日: 2016-06-10
  • 国際学会
• [学会発表] 日本人NAFLD患者の肝インスリン感受性保持因子として、アディポネクチンとミトコンドリアクエン酸回路が関与する (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、古川康彦、船山崇、竹野景海、白神伸之、佐野泰清、田村好史、河盛隆造、綿田裕孝、弘世貴久
  • 学会等名: 第59回日本糖尿病学会年次学術集会
  • 発表場所: 国立京都国際会館（京都府京都市）
  • 年月日: 2016-05-20
• [学会発表] 急性睡眠障害が過食・肥満とは独立して肝脂肪蓄積を誘発する (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華、熊代尚記、恒岡洋右、船戸弘正、弘世貴久
  • 学会等名: 第89回日本内分泌学会学術総会
  • 発表場所: 国立京都国際会館（京都府京都市）
  • 年月日: 2016-04-21
• [学会発表] 1型糖尿病に合併した多嚢胞卵巣症候群に対する低用量メトホルミン治療の効果 (2016)
  • 著者名/発表者名: 力武崇之・熊代尚記
  • 学会等名: 第147回東邦医学会例会
  • 発表場所: 東邦大学（東京都大田区）
  • 年月日: 2016-02-19
• [学会発表] 日本人NAFLD患者の肝インスリン感受性保持因子としてアディポネクチンとミトコンドリアクエン酸回路が関与する (2016)
  • 著者名/発表者名: 鴫山文華
  • 学会等名: 第147回東邦医学例会
  • 発表場所: 東邦大学（東京都大田区）
  • 年月日: 2016-02-18
• [学会発表] メトロホルミンが奏功した、早期1型糖尿病合併、非肥満PCOSの一例 (2015)
  • 著者名/発表者名: 熊代尚記
  • 学会等名: 第25回臨床内分泌代謝Update
  • 発表場所: 東京国際フォーラム（東京都千代田区）
  • 年月日: 2015-11-28
• [学会発表] 非アルコール性脂肪肝におけるインスリン抵抗性の病態と脂肪酸のエステル化の意義 (2015)
  • 著者名/発表者名: 熊代尚記・鴫山文華
  • 学会等名: 第2回肝臓と糖尿病・代謝研究会
  • 発表場所: シーモールパレス（山口県下関市）
  • 年月日: 2015-05-23