研究課題/領域番号 |
26706007
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
ナノマイクロシステム
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研究機関 | 大阪市立大学 (2014, 2016-2017) 関西学院大学 (2015) |
研究代表者 |
藤原 正澄 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 講師 (30540190)
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研究協力者 |
Benson Oliver Humboldt University of Berlin, Institute of Physics, Prof.
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
24,180千円 (直接経費: 18,600千円、間接経費: 5,580千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2014年度: 13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
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キーワード | ナノ光ファイバ / 量子センサ / ダイヤモンドナノ粒子 / ダイヤモンド / ナノ粒子 / 量子計測 / ナノセンシング / 欠陥中心 / 走査プローブ顕微鏡 / 量子エレクトロニクス / 走査プローブ磁気顕微鏡 / 電子スピン / 量子制御 |
研究成果の概要 |
本研究では、ダイヤモンド窒素欠陥中心の蛍光強度が周辺の磁場で変化する事を利用して、微小領域における微弱磁気を室温・大気中でも高感度に計測する走査型磁気センシング顕微鏡の開発を行った。主要な成果として、(1)代表者の独自技術であるナノ光ファイバをベースとしたダイヤモンド磁気センサを開発した。(2)ダイヤモンドナノ粒子のセンサ性能向上メカニズムを表面終端の観点から定量的に解明した。(3)実応用として、細胞内の計測や単一ナノ粒子の回転挙動検出に成功した。これらの成果により、磁気量子センシング、および、磁気走査プローブ顕微鏡の基盤技術が確立すると共に、新たなセンシング応用が実現された。
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