研究課題
若手研究(A)
本研究では超多値コヒーレント伝送への応用を目指し、高い光S/N、狭線幅、低振幅雑音特性を有する波長1.5 um帯周波数安定化レーザの研究開発に取り組んだ。周波数基準として低熱膨張水晶複合体を用いた線幅60 MHzの小型エタロンを作製した。光源としては相対強度雑音-120 dB/Hz以下、線幅5 kHz、出力295 mWの単一周波数ファイバレーザ及び、線幅 8 kHz、相対強度雑音-130 dB/Hz以下のLDを開発した。これらの周波数をエタロンの共振ピークに安定化し、1E-12の周波数安定度を有するコヒーレントレーザを実現した。また本光源をコヒーレント光伝送に応用しその有用性を実証した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件)
Optical Society of America, Optics Express
巻: vol. 24 号: 3 ページ: 2737-2748
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