研究課題/領域番号 |
26707007
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 神戸大学 (2018) 東京工業大学 (2014-2017) |
研究代表者 |
斎藤 貴之 神戸大学, 理学研究科, 准教授 (40399291)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 銀河形成 / 数値シミュレーション / 化学進化 / フィードバック |
研究成果の概要 |
従来の問題点を解決した新しい流体スキーム(DISPH法)、効果的なフィードバックモデル、そして最新の化学進化モデルを導入した銀河形成シミュレーション研究をおこなった。DISPH法を宇宙論的銀河団形成シミュレーションに適用して、従来のスキームの問題点を明らかにし、また、DISPH 法が最新の他のスキームとも同等の結果を得られることを明らかにした。化学進化に関して、恒星進化の研究成果をスムーズに銀河形成に取り込むために、ソフトウェアライブラリCELibを開発して公開した。このライブラリを用いて化学進化モデルが銀河構造に与える影響や、多様な元素の起源天体の研究をおこなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では銀河形成シミュレーションの精緻化をおこなった。特に化学進化について、将来の拡張性を持った形で精緻化した。多様な元素がどのように宇宙空間に広がってきたかの研究は銀河形成だけではなく、生命の起源などの研究にもつながる広範な応用が見込まれる。また、最新のモデルに基づく銀河形成シミュレーションの映像を作った。直感的に現在の最新の銀河形成過程を理解してもらえる素材になっていると考える。
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