研究課題/領域番号 |
26709003
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 近畿大学 (2017-2018) 山口大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
野田 淳二 近畿大学, 生物理工学部, 准教授 (00398992)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | グリーンコンポジット / ペレット / 有限要素法 / 射出成型 / 複合材料・物性 / 成形 |
研究成果の概要 |
本研究では廉価な単軸押出機とコーティング技術,また天然繊維専用定量フィーダーを組み合わせた新たな射出成形用GCペレット成形技術を開発し, GC材の高強度化,高分散化を実現した.また樹脂内部の湾曲繊維の形態を詳細に観察し,湾曲繊維の内部形態を分類してガラス繊維強化複合材料とは異なる形態分布を示すことを明らかにした.さらに,得られた観察画像に基づく有限要素法モデルを構築して湾曲繊維の周りの応力場解析を実施し,湾曲繊維の高強度化メカニズムを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カーボンニュートラルを実現するグリーンコンポジットは,欧米を中心に自動車への適用が拡がるなど,注目される構造用材料である.本研究で開発したグリーンコンポジットペレットは,高強度でありながら,繊維高分散により強度にばらつきの小さい材料であるため使いやすく,大量生産に適した射出成形により自動車等への実用化が進むことによって,我が国での循環型社会の構築に大きく寄与できる.
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