研究課題
若手研究(A)
光通信で用いられる波長安定化装置への応用を狙い、その高精度化,経済化のキーとなる波長計測デバイスに関する研究を行った。外乱を敏感にとらえるナノメカニカル振動子の“高感度性”とプラズモニック構造の光の“制御性”を複合的に活用し、光波長計測を試みた。SiO2/Au/SiO2からなるサンドイッチ型の両面ホールアレイ構造が、光の吸光制御に有効であることを見出した。また、これを有する光ナノメカニカル振動子を試作した。1550-1562 nmの光に対して、およそ0.92 pmのサブpm分解能での波長計測を達成した。波長安定化装置はもとより、分光技術など光を利用する技術,分野での活用が期待される。
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 6件、 招待講演 2件) 備考 (3件) 産業財産権 (1件)
炭素
巻: 275 号: 275 ページ: 191-198
10.7209/tanso.2016.191
130005250239
J. Vac. Sci. Technol. B
巻: 34 号: 1 ページ: 011802-011802
10.1116/1.4938483
Journal of Micromechanics and Microengineering
巻: 25 号: 12 ページ: 125028-125028
10.1088/0960-1317/25/12/125028
http://www.nanome.t.u-tokyo.ac.jp/