研究課題
若手研究(A)
現在VR/AR空間ではHMDによる視覚的情報の提示が多く用いられている.しかしながらスポーツやリハビリ等の分野における能動的な動作のアプローチに対して,よりリアリティのある環境を実現するためには「力覚」の提示が必要不可欠である.本研究では,申請者が開発している人工筋肉と機能性流体デバイスで構成された可変粘弾性機構を用いることで、腕部に対して 軽量でありながら機構的に高機能・高出力な力覚を提示できる全く新しい「装着型力覚提示デバイス」を開発する。開発された上肢4自由度の装着型力覚提示装置をHMDによる3DのVR空間に適用させた結果、複数の被験者に対して有用な結果を得ることができた。
本研究成果により、今まで視覚効果に頼っていたHMDによるVR/AR空間での感覚提示において、人間の挙動に沿った可変粘弾性の力覚の提示が効果的であることが分かった。この知見における社会的な意義として、本システムが、視覚効果のみでは意志を伝達しにくい、医療系トレーニングシステムやスポーツ教育、リハビリテーションの分野において新たなイノベーションを起こす可能性を示した。
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International Conference on Electrorheological Fluids and Magnetorheological Suspensions
巻: 印刷中
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