研究課題/領域番号 |
26709043
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
安福 勝 近畿大学, 建築学部, 准教授 (20581739)
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研究協力者 |
伊庭 千恵美
石崎 武志
小椋 大輔
竹内 泰
友田 正彦
佐々木 淑美
佐藤 桂
宇野 朋子
脇田 祥尚
脇谷 草一郎
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
23,010千円 (直接経費: 17,700千円、間接経費: 5,310千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
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キーワード | 塩害 / 文化財保存 / 湿気 / 組石造建築 / 石造文化財 / ビザンチン建築 / 磨崖仏 / レンガ造 / 組積造建築 / 吸放湿履歴 / 建築環境・設備 / イスタンブール |
研究成果の概要 |
① 調査対象とする建物内外の気象観測、材料内含水率分布の非破壊測定、塩害の経時変化の記録などを実施した。 ② 塩を含んだ多孔質材料の平衡含水率を測定、それを近似するモデルを作成し、塩を含んだ材料に対する拡張独立領域理論の概念に基づき、塩を含んだ材料の履歴に関する実験結果を再現した。また、塩の影響を含む多孔質材料の水分伝導率を測定した。さらに、土壌の水分特性曲線と不飽和透水係数を測定する装置を応用し、複数の石材の水分物性測定を実現した。 ③ 実態調査と建築材料の物性値測定の結果に基づく数値解析により、組積造・石造建造物における水分・塩移動特性を明らかにし、それに基づく現地での保存方法を提案した。
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