研究課題
若手研究(A)
革新的な強度・延性バランスを可能にする3次元連続構造を有するマルテンサイト/オーステナイト複相鉄鋼材料の創成を目指すため,その形態制御および特性向上における指針を構築することを目的とした。マルテンサイト変態初期における組織形成過程をその場観察することで,固溶炭素量つまりオーステナイトの降伏応力によって組織形成過程が異なることを示した。オーステナイトを安定化させるため,炭素拡散を促進するプロセスを構築し,オーステナイト中の炭素濃度分布を均一にすることで加工誘起変態を高ひずみ域まで拡張した。さらにEBSDによるその場観察によって加工誘起変態挙動の影響因子について検討した。
すべて 2017 2015 2014
すべて 学会発表 (7件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件)