研究課題/領域番号 |
26709055
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
佐々木 泰祐 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 磁性・スピントロニクス材料研究拠点, 主任研究員 (30615993)
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研究協力者 |
宝野 和博 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 磁性・スピントロニクス材料研究拠点, 拠点長 (60229151)
大久保 忠勝 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 磁性・スピントロニクス材料研究拠点, グループリーダー (00242462)
鎌土 重晴 国立大学法人長岡技術科学大学, 副学長 (30152846)
中田 大貴 国立大学法人長岡技術科学大学, 機械創造工学専攻, 助教 (80800573)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | マグネシウム合金 / 析出物 / 圧延 / マイクロアロイング / 力学特性 / 成形性 / 時効析出 / 微細組織制御 / 材料加工 / 析出 / 再結晶 / 集合組織 |
研究成果の概要 |
アルミニウム合金並みの高強度と優れた常温加工性を備えた高強度易加工性マグネシウム合金圧延材を開発した。Mg-Zn-Zr合金をベース合金として用い、Caの微量添加、および圧延時の溶体化処理により圧延材に形成するマグネシウム母相の底面の強い配向を低下させた。その結果、エリクセン値にして7.5 mmの大きな室温加工性を得ることができた。引張試験の結果、溶体化処理後の試料で0.2%耐力は176 MPaで、引張強さは265 MPa、29%の伸びを示し、200℃で時効処理すると、0.2%耐力は192MPa、引張強さは270 MPaまで向上し、自動車のボディパネルに応用する上で十分な強度が得られた。
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