研究課題
若手研究(A)
枯渇油田を対象としたCO2地中貯留(CCS)技術の影響を評価するため、国内油田の3ヶ所の生産井から採取した油層水と原油を用いて、現場油層環境を模擬する高温高圧培養実験とCCS後の高濃度CO2環境を模擬する高温高圧培養実験を進めた。その結果、1ヶ所の油田の現場油層環境の培養条件において生物的原油分解反応が観察された。一方で、CCS環境を模擬する高圧培養実験では、培養初期からCO2濃度の増加による著しいpHの減少が観察され、それにより原油分解メタン生成反応の阻害効果が観察された。
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Science
巻: 354 号: 6309 ページ: 222-225
10.1126/science.aaf8821