研究課題/領域番号 |
26711013
|
研究種目 |
若手研究(A)
|
配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
発生生物学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大澤 志津江 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (80515065)
|
研究協力者 |
井垣 達吏 京都大学, 大学院生命科学研究科, 教授 (00467648)
赤井 菜々美 神戸大学, 大学院医学研究科, 大学院生
和田 弥生 京都大学, 大学院生命科学研究科, 大学院生
乾 由希子 京都大学, 大学院生命科学研究科, 大学院生
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
24,310千円 (直接経費: 18,700千円、間接経費: 5,610千円)
2016年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2014年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
|
キーワード | 組織成長 / 細胞ターンオーバー / 成長遅延 / ショウジョウバエ / 細胞間相互作用 / 細胞競合 / Wingless |
研究成果の概要 |
多細胞生物の発生過程では、個体の成長速度に合わせて組織成長が進行するが、個体と組織の成長速度が調和して進行する分子機構は不明である。研究代表者らは、幼虫期の成長が遅延するショウジョウバエ変異体Minute(※リボソームタンパク質をコードする遺伝子に機能欠質変異を持つ一連の変異体)に着目し、個体の成長遅延に応じて組織の成長速度を調整する仕組みを解析した。その結果、幼虫期の成長遅延は、翅原基(翅を形成する組織)でのモルフォゲンWinglessの発現上昇と協調して「細胞ターンオーバー」(細胞死と細胞増殖による細胞の入れ替え)を引き起こし、それにより正常な翅形成を実現されることが分かった。
|