研究課題
若手研究(A)
本研究では、慢性的窒素不足環境における効率の良い窒素栄養吸収を担う高親和性硝酸イオン輸送体遺伝子(AtNRT2.4)の発現を制御する転写因子として同定した、一群のGARP型転写因子(NBG)の機能解析を行った。発現解析、過剰発現体・恒常的活性化型NBG過剰発現体の解析などから、NBGは窒素充足条件時に窒素不足応答に関わる遺伝子の約2割の発現を抑制する転写抑制因子であることが明らかになたった。これらの結果から、NBGは慢性的窒素不足転写応答のマスターレギュレーターの1つであることが示唆された。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
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