研究課題
若手研究(A)
本研究では、狂犬病ウイルスのG蛋白質N型糖鎖が規定している増殖亢進機構と弱毒化機構について解明を試みた。野生型G蛋白質と相互作用し、N型糖鎖の追加による増殖亢進と関連すると想定される宿主膜蛋白質分子として22分子が得られた。また、狂犬病ウイルスの病原性解明に資するin vivoイメージング法を開発した。すなわち、近赤外蛍光蛋白質iRFP720がウイルス感染動態の蛍光イメージングに最適であること、赤方偏移型ルシフェラーゼを用いた発光イメージングでは高感度にウイルス感染動態が追跡できること、さらにN型糖鎖変異弱毒株が宿主体内で排除される過程を時空間的に追跡することが可能であることを示した。
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