研究課題
若手研究(A)
本研究では気管支分岐点の幹細胞-ニッチ複合領域 ”NEB”の構成過程の解明と、NEBが含む分化多能性を持った細胞の分子動態解明を目的とする。新規Tgマウスの解析からNotch活性化細胞は細胞間作用でNE細胞数を抑制していないことが証明された。一方でマウス遺伝学解析からNotch-Hes1シグナルが発生初期の胎児肺でNE細胞の適度なNE細胞数の誘導に必要であった。さらに世界初のNE細胞の4Dライブイメージングに成功し、初期胎児肺の単独NE細胞は直線的に気管支分岐点まで移動し、集積してNEBになることを明らかにした。最後に胎児肺からのNE細胞を単離する技術の確立を確立し、遺伝子発現解析を実行した。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (17件) (うち国際学会 8件、 招待講演 16件) 図書 (1件) 備考 (3件)
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