研究課題
若手研究(A)
静脈穿刺が困難場合,血管を拡張させるために温罨法が実施される.しかしながら,温罨法の方法は様々であり,静脈穿刺時の温罨法に適した看護援助用具も存在しない.研究目的は静脈穿刺時の上肢温罨法用具の作成であった.最初に本邦における静脈穿刺時の援助に関する実態調査を実施した.その結果,温罨法用具に求められることは簡易性,即効性,安全性であることが明らかになった.これらの要望をふまえ,温罨法用具の作成に着手した.さらに,血管拡張を促すためには血流量の増加が重要であるため,加温温度と血流量増加の関連を明らかにした.以上の結果より,上肢温罨法に活用可能な2種類の温罨法用具(試作品)の作成が可能であった.
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
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http://sasakilab.fhw.oka-pu.ac.jp/scientific_research_fund.html