研究課題/領域番号 |
26730022
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
高井 啓二 関西大学, 商学部, 准教授 (20572019)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 欠測データ / MAR / 条件付き独立 / EMアルゴリズム / 判別分析 / 漸近理論 / 選択行列 / 条件付き独立性 / 無視可能性 / 不完全データ / 数値計算 / 独立性 / 欠測値 / EM algorithm / 無視可能な欠測 / グラフィカルモデル |
研究成果の概要 |
本科研費課題では,欠測データを分析する理論を開発し,その理論を判別分析に応用してきた.理論面では,単調,非単調両方の欠測データパターンの下における,MARと同等の条件付き独立性を導出した.加えて,選択行列を用いて,パラメータの計算・推定を容易に行う方法を開発した.この方法により,推定量の性質も調べることが可能となった.応用面では,欠測データの理論を用いて判別分析における半教師あり学習に取り組んだ.ここでの半教師あり学習とは,一部のみが観測されているデータから判別規則を推定することである.そこで欠測データの理論を用いると,一定の条件下ではこのような場合でも正確な判別が可能であることを示した.
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