研究課題/領域番号 |
26730065
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
川本 淳平 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 助教 (10628473)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | データ管理 / データマイニング / プライバシ保護 / 情報サービス / 位置情報 |
研究実績の概要 |
本年度は,昨年度の成果である,IoT センサデータに対する匿名化システムの実装評価を引き続き行っている.本システムは,部屋照度,気温,湿度,使用電気量などのセンサーデータをクラウドに送信して解析を行う場合を想定し,センサーデータ提供側で匿名化処理を行う仕組みを提供する.提案システムは,IoT環境におけるプラットフォームの一つである Node-RED で動作するため, すでに同環境を利用している場合には容易に匿名化を実現できる. また,プライバシに関係する機密情報の安全な保存及び利活用基盤のための暗号技術に関する成果としては,秘密鍵が漏洩した場合の安全性に関する研究がある.本研究では,単一の秘密鍵を用いるのではなく,秘密鍵に加えて利用環境情報を用いることで,多段階認証を実現している.この多段階認証機能を従来の属性ベース暗号に組み込むことで証明可能な安全性を実現している.本成果は,Journal of Internet Services and Information Security にて発表した.
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