研究課題/領域番号 |
26730073
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
神原 裕行 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教 (50451993)
|
研究協力者 |
ZINTUS-ART Kalanyu
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 重さの知覚 / 心理物理実験 / 計算論的神経科学 |
研究成果の概要 |
重さの知覚メカニズムを解明するために、バーチャルリアリティシステムを利用した環境下で、重さの知覚に関する心理物理実験を行った。物体が3次元空間を動く物理シミュレータを用いた実験では、物体の動きに応じて重さの知覚がどのように変化するかを検証し、重さの知覚が物体の動く速度と重さについての物理的な特性に関する事前知識に基づいてベイズ推定的に行なわれていることを示唆する結果を得た。さらに、腕の筋電信号を用いて制御されるロボットアームに物体を保持させた実験によって、物体の大きさ、物体のを保持するための遠心性の運動指令、物体保持後の動きの情報が重さの知覚に重要な役割を果たしている可能性が示唆された。
|