研究課題
若手研究(B)
工学設計の最適化では,解(設計)の評価値を改悪しても,ノイズの影響が小さいロバストな解を採用したい場合がある.本研究では,ノイズが生じる多目的最適化問題に対して,最終的な解を選ぶ意思決定者が,評価値のみならずノイズの影響の受けやすさも考慮できる進化計算による最適化法の構築に取り組んだ.まず,複数の目的とそれらの評価値に生じるノイズの間に存在する最適なトレードオフを近似する方法を構築した.次に,考慮する目的の増加に伴って最小化すべきノイズも増加するため,多数の目的を同時に最適化できる方法を構築した.さらに,複数の評価値とノイズからなる多次元ベクトルを意思決定者に効果的に提示する方法を構築した.
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 8件、 招待講演 2件)
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巻: 印刷中