研究課題/領域番号 |
26730134
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 岡山理科大学 (2015-2016) 福岡大学 (2014) |
研究代表者 |
麻原 寛之 岡山理科大学, 工学部, 講師 (50709615)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 電力変換回路 / 安定性解析 / 離散写像 / 分岐現象 / dc/dcコンバータ / dc/acインバータ |
研究成果の概要 |
電力変換回路に生じる電流・電圧波形には、一部分のみが不規則な挙動を呈する高周波振動(一部不安定な高周波振動)が内在している。本研究は、電力変換回路のスイッチング動作を模擬した簡素な回路モデルを提案し、一部不安定な高周波振動の伝達メカニズムを解明した。具体的には、回路パラメタの変化に伴い一部不安定な高周波振動が生じ、回路動作が不安定化し、分岐現象が発生する過程を理論および実験の両面から明らかにした。得られた結果は、産業分野に用いられる電力変換回路全般に共通する定性的性質と考えられ、工学的応用の一例として、DC/ACインバータ(電力変換回路の一種)の回路設計を行った。
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