研究課題/領域番号 |
26740046
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
林 博徳 九州大学, 工学研究院, 助教 (00599649)
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研究協力者 |
島谷 幸宏
鹿野 雄一
大坪 寛征
中島 淳
鬼倉 徳雄
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | イシガイ目二枚貝 / 氾濫原 / 生物多様性 / 九州 / 九州北部 / 分布状況 / 農業用水路 / 河川環境 / 生息場所 / 地域個体群 |
研究成果の概要 |
本研究では,九州北部におけるイシガイ類の分布調査を行い,その生息場所を維持するために必要な物理的条件を明らかにし,氾濫原環境における生物多様性の保全に寄与することを目的として調査研究に取り組んだ.その結果,九州北部におけるイシガイ類の分布の現状を明らかにした。イシガイ類は極めて希少性・危急性が高いことを明らかにした。イシガイ類の生息分布と生息場所の物理環境の関係から、農業用水路のコンクリート化が最も大きな生息制限要因であることを示した。イシガイ類の生息場維持には,供給源となる地点の保全および供給源からの拡散によって再定着が期待できる地点の再生を行っていく必要があることを示した。
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