研究課題/領域番号 |
26750013
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 甲南女子大学 (2015-2016) 京都外国語大学 (2014) |
研究代表者 |
木下 裕美子 甲南女子大学, 文学部, 講師 (70434644)
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研究協力者 |
ボナベス マリー・ロール IFTS(社会事業教育機関), 保育教諭課程主任
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | フランス / 保育 / 協働 / 労働協約 / アソシアシオン / 保育職 / 職業認定制度 / 保育の質 / 労働の質 / 連携 / ガバナンス / 保育コーディネーター / 資格 / 研修 / ネットワーク形成 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、フランスの子育てと保育を架橋する取り組みとして親が保育に参加する現象を通じて、保育の質と保育分野における職員の労働の質に関する運動を明らかにすることであった。保育の社会化を担う親たちが、1960年代末から1980年代にかけて保育ニーズを生み出し、その充足を引き受ける中で職員との協働が必須条件であることが共通認識とされ、人材確保のための労働条件整備に関わる活動に参画している。その事例として、親運営型保育の全国組織による研修制度の実施と労働協約義務化を挙げ、保育と労働を連結する実践に職員だけではなく、親の立場でのアクセスがアソシアシオンによって保証されていることが明らかになった。
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