研究課題/領域番号 |
26750034
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
亀谷 宏美 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品研究部門 食品安全研究領域, 主任研究員 (20585955)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 電子スピン共鳴 / 油 / 酸化 / ラジカル / ESR / スピントラップ法 / 酸化評価 / ESR / スピントラップ |
研究成果の概要 |
ESRスピントラップ法により、加熱植物油中の過酸化物由来のフリーラジカルを定性、定量した。従来の研究で行なわれたような自動的なラジカル発生法は再現性が乏しくまた微弱な信号しか得られなかったのでPBNをスピントラップ剤として用い、紫外線照射によって生じるラジカルのアダクトを検出した。その結果、ラジカル濃度が植物油の酸化の進度に比例して増加することを見出した。ESR信号の解析により、植物油中でESR信号を示すラジカル種はPBNの・OORアダクトと・ORアダクトであると結論した。本研究により、ESRスピントラップ法を用いた食用油の酸化評価法を確立することができた。
|