研究課題/領域番号 |
26750097
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
有賀 暢迪 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, 研究員 (90710921)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | シミュレーション / 数値予報 / 応答解析 / 計算物理 / シミュレーションの科学史 / 数値予報の歴史 / 耐震設計の歴史 / 台風進路の数値予報 / 可視化技術 / シミュレーションの分類学 / 台風 / 可視化 / 数値流体力学 |
研究成果の概要 |
コンピュータ・シミュレーションが日本国内で始められていった過程を、台風の数値予報と超高層ビルの耐震設計という二つの事例に即して、文献資料に基づき考証した。またこれと並行し、現代の研究者の協力を得て、学術分野間でのシミュレーションの共通点・相違点についても検討するなどした。以上の分析を総合した結果、シミュレーションの歴史研究では、シミュレーションと旧来の手法との連続性、他の研究手法との関係性、基礎となる法則や方程式の地位といった点に注目することが重要であるとの示唆が得られ、「コンピュータ・シミュレーションの科学技術史」という新しい研究領域の課題が明確化された。
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