研究課題/領域番号 |
26750134
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 (2016) 山梨大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
佐野 哲也 国立研究開発法人情報通信研究機構, 電磁波研究所リモートセンシング研究室, 研究員 (90533589)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 積乱雲 / 局地的降雨 / 局地風 / 水蒸気輸送 / 甲府盆地 / 局地降雨 / 降水セル / 対流性降水システム / 短時間局大雨 / Xバンドマルチパラメータレーダー / 地上気象観測 / GPS可降水量 / 短時間局所大雨 |
研究成果の概要 |
夏季の盆地上の突然の局地的豪雨の形成過程の解明を目的として、夏季に甲府盆地上で出現し局地的降雨をもたらした積乱雲の出現に先立つ盆地内の気象場を解析した。2012年からの3年間に抽出された23事例の解析、およびそれらから選択した事例の詳細な解析から、地上での甲府盆地の外側から盆地内への局地風に伴う水蒸気輸送と上空での甲府盆地周囲の山岳から盆地への水蒸気移流による盆地上空の大気の状態の不安定化、そして地上の甲府盆地への局地風により形成した水平収束に伴う水蒸気の持ち上げと雲の形成が考察された。こうして、水平収束域の上空での積乱雲の出現と、それらの組織化に伴う甲府盆地の局地的降雨の形成が推察された。
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