研究課題/領域番号 |
26750141
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
佐藤 大介 山形大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60536960)
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研究協力者 |
中村 孝夫 山形大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00142654)
楠 正隆 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 寄附研究部門教授 (80214956)
仁科 淳良 日本大学, 理工学部, 教授 (00469884)
堤 一彦 徳島文理大学, 薬学部, 特任教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 末梢交感神経 / 糖取り込み / 脂肪酸組成 / インスリン / インスリン感受性 / Microstimulation |
研究成果の概要 |
運動や投薬によらない糖及び脂質代謝制御法の確立を目指し、末梢交感神経系への電気刺激が糖及び脂質代謝に及ぼす影響について基礎的な検討を行った。ラット片側坐骨神経内交感神経束へ電気刺激を行った結果、血漿インスリン濃度が変化することなく全身性の糖取り込みを亢進する可能性が示唆された。また、この電気刺激を1時間行うことでラット精巣上体周囲脂肪でのCox4遺伝子の発現が増加したことから、電気刺激が少なくとも同脂肪組織でのミトコンドリアを増加させる可能性が示唆された。 結論として、末梢交感神経電気刺激はインスリン非依存的に糖取り込みを亢進するとともに、脂肪組織での脂肪燃焼を促進する可能性が示唆された。
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