研究課題/領域番号 |
26750151
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
井下 博之 順天堂大学, 医学部, 助教 (80646117)
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研究協力者 |
大澤 勲 順天堂大学, 医学部, 准教授 (60407252)
富野 康日己 順天堂大学, 医学部, 教授 (60130077)
本田 大介 順天堂大学, 腎臓内科学講座, 大学院生 (50790094)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 補体活性化 / 生体適合性 / 透析膜 / 血液透析 / C3a・C5a / 次世代型透析膜 |
研究成果の概要 |
血液透析(HD)は、血液を体外に循環させ透析膜を通すことで血液を浄化し、末期腎不全患者の生命を維持している。しかしながら、その過程で発生する補体因子C3a・C5aは動脈硬化の一因となり、ひいては心血管死を招くため、その抑制が重要な課題となっている。本研究ではHD中のC3a・C5a産生を引き起こす補体因子の特定を第一の目的とした。HD患者20名の血清中のCH50(補体全体の活性化を示す指標)を計測したところ、健常人と比較してやや上昇傾向にあった。さらに6名の透析膜に付着した成分に対して質量分析を行い、結果、様々な補体因子が検出されており、透析中には補体が複雑に活性・抑制されていることが判明した。
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