研究課題/領域番号 |
26750158
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
吉田 裕安材 信州大学, 学術研究院繊維学系, 助教 (40727913)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 感熱応答性高分子 / ゾルーゲル転移 / ハイドロゲル / 高強度ゲル / 可逆性 / 細胞足場材料 / 三次元組織体 / 再生医療 / バイオマテリアル / ヒドロキシブチルキトサン / 三次元細胞組織体 |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞培養環境で溶解除去可能な温度応答性足場材料の開発を目的として、生体由来高分子であるキトサンを化学修飾した誘導体を合成した。得られたキトサン誘導体水溶液は、体温付近で急速にゲル化し、ハイドロゲルというよりもプラスチックのような強度を示した。しかしながら、そのような強固な固体は4度で冷却することで、容易に液体へ復元する。以上の結果は、高分子固体材料が冷却により溶解することを示しており、従来の材料とは全く異にする新素材の開発に成功したものといえる。
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