研究課題/領域番号 |
26750162
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
王 秀鵬 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 主任研究員 (70598789)
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連携研究者 |
伊藤 敦夫 国立研究開発法人 産業技術総合研究所, 研究グループ長 (30356480)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アジュバント / 癌免疫 / 癌 / 免疫療法 / メソポーラスシリカ |
研究成果の概要 |
癌免疫療法用アジュバントの開発を行なった。球状中空メソポーラスシリカを開発した。この球状中空メソポーラスシリカは、単独でも、抗腫瘍免疫を誘導できる。癌抗原や生体由来免疫刺激物質の併用が癌免疫療法に必須であることの常識を覆した。また、超音波や蛍光等による可視化アジュバントを開発した。 具体的には、開発した球状中空メソポーラスシリカは、単独でもがんの免疫療法におけるアジュバントに使用できる。そのような生体由来免疫刺激物質を併用せずとも、癌抗原と併用するだけで癌抗原特異的な獲得免疫を誘導する、癌免疫療法用アジュバントに使用できることを、初めて、動物実験で示し、常識を覆した。
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