研究課題
若手研究(B)
身体質量重心の力学的エネルギー変換効率は、歩行中の重力の効率利用の程度を定量的に表す指標である。従来の算出手法では、三次元動作解析装置や床反力計を設置した実験室環境が必要で、臨床現場での評価に障壁になっていた。本研究の目的は、身体質量重心の力学的エネルギー変換効率の評価を臨床現場で可能とするシステムを開発することである。本システムにはKinect V2センサを採用し、歩行中の身体質量重心の位置を自動的に取得し、力学的エネルギー変換効率をリアルタイムに算出するアプリケーションを開発した。本システムと従来手法とのデータの誤差率は1%未満と低く、臨床場面で運用する上では支障のない範囲であった。
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歩行分析研究会誌
巻: 印刷中
Journal of Physical Therapy Science
巻: 27(9) ページ: 2813-2816
130005101132