研究課題/領域番号 |
26750235
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 長崎総合科学大学 |
研究代表者 |
水野 裕志 長崎総合科学大学, 工学部, 講師 (30591234)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 電子体温計 / 測温部 / 軟質性ボール / モデル化 / 予測メカニズム / 人腋窩温 / 予測精度 / 予測時間 / 軟質ボール / スポンジボール / 独立気泡 / コーティング / 予測アルゴリズム / 温度校正 / 測温回路 / 低消費電力 |
研究成果の概要 |
本研究では,痩身者に簡単に使用できる予測式電子体温計の研究開発を目的とする。測温部に軟質性ボールをもち腋窩にもフィットする構造を持ちながらも,短時間且つ高精度で体温測定ができることを目標とする。軟質性ボールは,熱伝導率が低く,熱容量も大きいため飽和温度に到達する時間が長くなる。課題を解決するために,測温部の構造体を物理・数学的なモデル化を行い,飽和時の体温を短時間で予測するメカニズムを開発した。結果,予測誤差0.15±0.16℃,予測時間253.5±12.5秒であった。本研究成果は軟質性ボールによる粘膜下でのやさしい体温測定,管理を実現でき,さらに動物医療にも応用できることを示した。
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