研究課題
若手研究(B)
本研究は、コルチコトロピン放出ホルモン(CRH)が運動学習に及ぼす影響について調査した。そのために、ラット生体小脳にCRHを投与して運動学習課題を行い、運動学習の獲得を評価した。その結果、CRHを投与したラットは運動学習が亢進することが明らかとなった。次に、ラット小脳にCRH受容体阻害薬を投与すると、運動学習の獲得が障害された。これらの結果から、小脳において外因性のCRHは運動学習を亢進し、内因性のCRHは運動学習の獲得に必要であることが示唆された。
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