研究課題
若手研究(B)
音楽の公演等,他者から評価される場面において「あがり」が生じ,練習で獲得してきた運動スキルが一時的に低下することがある。本研究では,こうした運動スキル低下の主要因の一つと考えられる「あがりによる発揮力増加」の背後にある脳内機構を検討した。脳機能イメージングデータを解析した結果,「行為観察ネットワーク」と呼ばれる脳内ネットワークの乖離的活動パタンが,あがりによる発揮力増加を媒介していることが示された。他者から評価される場面において,自分の意図と他者の意図との間に不調和が知覚されると,本ネットワークの乖離が生じ,運動の遂行を阻害する可能性が示唆された。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 3件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
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