研究課題/領域番号 |
26750282
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 津田塾大学 (2015-2018) 上智大学 (2014) |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 柔道教育 / ドイツ柔道 / 少年柔道 / 柔道の安全指導法 / 昇級審査規定 / 柔道指導要領 / 対象者別の指導法 / 生涯スポーツ / 柔道の指導法 / 柔道指導法の国際比較 / 安全指導法 / 競技スポーツ / 対象者別のアプローチ / 安全な指導法 / 基礎作り / 選手育成 / 指導者養成 / 公認指導員資格制度 / 指導法 / 柔道 / 教育 / 一貫指導 / 競技者育成 / 護身術 |
研究成果の概要 |
「ドイツにおける柔道教育の展開とその現状」をテーマとした本研究は、柔道の教育思想の捉え方及び柔道の指導法に焦点をあてながら、ドイツ再統一以降のドイツにおける7ー14才の年齢層を中心とする柔道教育の展開とその現状を問題とした。そのため、1.「戦後のドイツでの柔道の主な展開と傾向」を考察し、2.「現在のドイツ柔道連盟の教育に関する方針」を把握し、3.「柔道教育の現状」を把握した。最後に、4.「日本とドイツでの現状の比較」を行い、ドイツの柔道の教育思想及び柔道の指導法に見られる日本との主な違いをまとめてから日本の指導現場で参考になる少年柔道の効果的な指導法の実践例を集めてみた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は1964年の東京オリンピック以降の日本とは異なった指導法への変容過程を考察する中で、教材の分析に基づいてドイツにおける柔道の指導論の展開に焦点を当てる。特にドイツ再統一以前の東西ドイツ両国の展開を分けて考察する研究がほとんどないため、文化化と変容に焦点を当てた柔道の歴史研究として意義があり、ヨーロッパの柔道史に新たな観点を加えられると考えられる。また、近年、日本の柔道界において間違った指導法を原因とした柔道の死亡事故等が話題とされ、指導法の新たなアプローチが求められるようになった。ここでは、ドイツの事例は年齢別と対象者別の柔道の安全指導法としての参考例になると考えられる。
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