研究課題/領域番号 |
26750378
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
MIDDLETON STEVEN 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (60526797)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | CA3 / Hippocampus / Ripples / Memory / Spatial coding / hippocampus / sleep / ripples / electrical coupling / gap junctions |
研究成果の概要 |
我々は海馬CA3からの出力が遮断されているとき、リップル波の周波数がコントロールマウスのそれよりも低下することを明らかにした。しかしながら、このミュータントマウスの場所細胞はマウスが現在占めている場所についての情報を問題なく記銘することができた。しかしながら、場所細胞のバースト活動(約125ミリ秒間)を通して動物の現在の場所だけではなく過去や未来の軌跡を海馬CA1神経細胞の集団が表現する現象であるθシーケンスは、このミュータントマウスにはみられなかった。この結果は、CA3が、CA1アンサンブルにおける空間記憶の分節化と時間的配置に必須であることを示している。
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