研究課題/領域番号 |
26760025
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 奈良県立大学 (2015-2017) 立命館大学 (2014) |
研究代表者 |
薬師寺 浩之 奈良県立大学, 地域創造学部, 講師 (70647396)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 海外ボランティアツアー / ボランティアツーリズム / 孤児院 / カンボジア / 観光倫理 |
研究成果の概要 |
カンボジアの孤児院を事例に、日本人が参加する海外ボランティアツアーの文化を批判的に考察した。海外経験初心者が多いために、ボランティア受入施設によって安全・安心・快適に「ボランティア」活動が行えるように様々な演出が施されていることがわかった。現地事情に明るくないツアー参加者による「ボランティア」は日本的価値観をもとに行われており、多少なりとも新植民地主義的性格を帯びている。このような事実から、ボランティアツアーは受入施設の運営資金獲得には有効な手段であるが、参加者の活動がもたらす福祉的利益には疑問が残った。他者の不幸の商品化と批判されるボランティアツーリズムの倫理的問題点が浮き彫りになった。
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